こんばんは。
最近、マスクなしの日常が戻ってきて、ほっとしているよるねこです。
少しずつ海外旅行や海外出張へ行く方も増えてきていますよね。
私も旅行は大好きなのですが、長時間のフライトが苦手で時差には毎回悩まされます。
出発前の体調管理や荷物の準備は万端だったのに、いざ現地に着いて時差ぼけで全く楽しめなかった。。。
そんな苦い思い出も。
今回は、現地に着いてからツライ時差ぼけに悩まされないように、知ってると得する簡単な時差ぼけ解消のコツをお伝えします。
時差ぼけって何?
つらい時差ぼけ。
この状態が続くと現地での一日目のスケジュールは全てが台無し、なんてこともありますよね。
できれば関わりたくないものだけど、そもそも時差ぼけとは一体何なのでしょうか?
- 睡眠や覚醒のリズムが現地の時間帯とズレてしまうことで、心身の不調がおきてしまう状態
- 通常は4~5時間以上の時差がある地域に短時間で移動した場合におこりやすい
つまり、普段の生活リズムと時間帯がずれることによって体内時計が壊れてしまうということです。
では体内時計が壊れてしまって時差ぼけになると、どんな症状がでてくるのでしょうか?
- 入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒などによる睡眠不足、日中の眠気
- 頭痛や頭重感
- めまいや眼の疲れ
- 疲労感やイライラ感
- 食欲不振や吐き気などの胃腸障害
- 思考力や作業能力の低下 など
これらの症状は個人差が大きく、数日間からひどいときには1週間程度続く人もいます。
時差ボケがおきる原因としては、睡眠・覚醒リズムと体温リズムの順応するタイミングに差があるからだと言われています。
人の「睡眠・覚醒リズム」と「体温リズム」の順応するタイミングにズレが生じ、体内時計が壊れてしまうため。
【睡眠・覚醒リズム】・・・現地時間に順応しやすい
【体温リズム】・・・現地時間に順応するまでに最低5~6日間かかる
睡眠のリズムと体温リズムの順応できるタイミングはけっこう違うんだね。ちなみに、東回りに移動したときのほうが時差ぼけはツライと言われているよ。
眠ろうとした時間帯に体温が高いままで眠れなかったり、昼間に体温が下がってしまって急な眠気に襲われたりという現象がおきてしまうのは、このような順応のタイミングのズレのためです。
また、東回り(アメリカ方面)で移動した場合は、いつもよりも早寝早起きをしなければいけないため睡眠時間が短くなり、西回り(アジア・ヨーロッパ方面)の移動よりも時差ぼけがつらくなるので、要注意です。
事前に準備しておくと安心!時差ぼけ対策
つらい時差ボケも、事前に出発前から対策をしておくことで気持ちも楽になって症状が軽くなりますよ。
滞在期間によって時差ぼけ対策が違うので、そのときのスケジュールに合わせてチェックしてみてくださいね。
1.外出は少なめにする
2.現地時間に体を順応させないで、日本の時間に合わせた生活をする
3.できるだけ日本で寝ている時間と同じように睡眠をとる
短期間での滞在の場合は、無理に現地の生活に合わせるよりも日本での生活リズムに合わせたほうが体調を崩しにくくなります。
また日光を浴びることで睡眠や体内リズムが現地のリズムに合わせようとするため、できるだけ外出は控えた方がいいでしょう。
1.出発の数日前から睡眠時間を調整する
2.十分に体調を整えておく
3.飛行機に乗った直後に、時計は現地時間に合わせる
4.現地到着後は、軽めの食事をとり現地の食事時間にあわせ体内時計を調整
5.大事な予定はスケジュール調整をしておく
6.できるだけ外出し日光をあびるようにする
長期の滞在の場合は、できるだけ早く現地の時間帯に合わせることが時差ぼけを防ぐポイントになります。
外に出て日光を浴びると、外出をしないときに比べて2倍早く順応できるので、できるだけ積極的に外出をするのがオススメです。
また、出発前の睡眠時間の調整やスケジュール調整は、東回り(日本からアメリカ方面)と西回り(日本からアジア・ヨーロッパ方面)では異なるので間違えないようにしてくださいね。
出発前の睡眠時間の調整 | スケジュール調整 | |
---|---|---|
東回り | いつもより早寝早起きをする | 大事な予定は午後にする |
西回り | いつもより遅く寝て遅く起きる | 大事な予定は午前中にする |
たかが時差ぼけ、されど時差ぼけ。
時差による体内時計の乱れを完全になくすことはできませんが、事前の準備があれば軽くすることができます。
無理せずに事前準備をしっかりして、素敵な旅の思い出を増やしていきましょう。
では、今夜もグッドスリープを。